10月に実施された通関士試験の解答速報のまとめ。大手の複数の学校をまとめたので、時間と手間が省けます。
解答速報
LEC通関士講座
LEC通関士講座では解答速報のほか、講評動画の公開も。
解答速報 | |
---|---|
解答速報の公開 | 実施 |
講評動画の公開 | 実施 |
本試験分析会 | 実施 |
成績診断サービスの実施 | なし |
【動画】令和6年度、LEC通関士講座「本試験分析会」
フォーサイト通関士講座
令和5年度合格率68.9%(全国平均の2.85倍)1という高い合格実績のフォーサイト通関士講座による解答速報です。自動採点サービスも。
解答速報 | |
---|---|
解答速報の公開 | 実施 |
講評の公開 | 実施 |
自己採点機能(自動) | 実施 |
成績診断サービスの実施 | なし |

フォーサイトから試験講評(合格基準予想を含む)および分析動画「通関士試験2024年度の振り返り」が公開されています↓
試験講評
10月6日(日)に、「令和6年(第58回)通関士試験」が実施されました。受験された皆さま、お疲れ様でした。今回の試験について科目ごとに分析すると、「通関業法」は過去問をマスターできていれば合格基準を超えることは比較的容易で、満点を獲得した受験者も多かったと思われます。一方で「関税法等」は、これまでの傾向と少しことなる問題が散見され、難易度が高いものとなりました。さらに「通関実務」は、近年の出題傾向から若干の変更がみられたことから、苦戦した受験者が多かったと思われますが、全体的には標準的な難易度となりました。
また、「合格基準」については、標準的な基準である「(各科目)満点の60%以上」と予想されます。 ただし、「関税法等」の難易度の高さにより、試験委員会が想定した得点状況が全体的に下回る場合は、「関税法等」の合格基準については「満点の60%以上」との基準が緩和される可能性があります。
「通関業法」について
(各科目の分析など、続きはフォーサイト試験講評で↓)
引用フォーサイト通関士講座「令和6年通関士試験の解答速報・試験講評」
ユーキャン
ユーキャン通関士講座は、試験日当日に解答速報を公開します(すごくない?
解答速報 | |
---|---|
解答速報の公開 | 実施 |
自動採点サービス | 実施 |
講評動画の公開 | なし |
成績診断サービスの実施 | なし |
TAC通関士講座
解答速報 | |
---|---|
解答速報の公開 | 実施 |
講評動画の公開 | 実施 |
本試験解説会 | 実施 |
成績診断サービスの実施 | なし |
公式サイト | TAC解答速報 |
【動画】TAC本試験講評会
この他の学校
このほかの通関士スクールとして、マンハーフジャパンなどがあります。解答速報の実施状況については、こちらの記事を参照してください。
-
-
【解答速報】2024(令和6年)通関士試験、講評・分析会動画、合格基準(ボーダーライン)予想は? - 速報試験ニュース
shikaku-edu.net
通関士試験における解答速報のメリットとは?
通関士試験を受けた後、受験生にとって気になるのは合否の結果です。しかし、結果発表までには一定の時間がかかります。
その間、解答速報が、次のステップに向けてとても役だちます。解答速報を活用するのメリットをまとめます。
解答速報とは?
解答速報は、通関士試験後にLEC東京リーガルマインドなど大手予備校(スクール)による予想答案です。
速報は試験後すぐ~数日後に公開されることが多く、受験生は自己採点を行うことができます。正式な結果発表までの期間に、自分の答案がどれだけ正確だったのかを確認できます。
【メリット1】自己採点で現状を把握
解答速報を利用する最大のメリットは、試験直後に自分の解答を振り返り、正誤を確認できることです。
自己採点を行うことで、合格ラインに達しているかどうかを早い段階で知ることができ、合否の目安をつけることが可能です。
合格ラインが見えている場合は安心感を得られ、不合格が濃厚な場合でも再挑戦に向けた対策を早めに計画することができます。

フォーサイト通関士講座では、ご自分の回答を入力するだけで予想得点が分かる「自己採点機能」サービスを実施します。
【メリット2】結果を待つ不安を軽減
合否が確定するまでの間、受験生は不安なることが多いです。
しかし、解答速報を利用して自己採点を行うことで、どのくらいの得点を取れたのか、おおよその見通しをつけることができます。
したがって、結果発表までの時間を過ごす際に、少しでも気持ちの整理がつくはずです。
【メリット3】次のステップへの準備が早まる
合格の可能性が高い場合、解答速報による自己採点を基に、次のステップである通関士登録や手続きの準備に移ることができます。
一方で、不合格の場合も早めに再挑戦の計画を立てることができるため、時間を無駄にすることがありません。解答速報は、合格か不合格かにかかわらず、次の行動を早く始めるための強力な無料サービスです。
【メリット4】複数の解答速報で正確性を増す
複数の大手スクールが解答速報を発表しているため、受験生は複数の解答速報を参照することが可能です。
つまり、速報の内容が一致しているかどうかを比較し、より正確な自己採点を行うことができます。複数の解答を参照することで、間違いや不安を減らし、自信を持って予想得点が判断できます。
【メリット5】受験生同士の情報共有ができる
解答速報を元に、SNS(X、旧ツイッター)や掲示板(5ちゃんねる)などで他の受験生と情報交換を行うことも想定されます。
同じ試験を受けた仲間と解答について情報交換することで、特に合格ライン付近の受験生の方は、ストレス軽減につながります。

もっとも、5ちゃんねるとかは不確かな情報や、愉快犯もいるので気を付けて
解答速報を活用する際の注意点
解答速報はあくまで予想であり、公式な結果とは異なる場合がある点に注意が必要です。
年度によっては、解答速報の一部に誤りが含まれたり(解答が複数ある割れ問を含む)する可能性があるため、複数のスクールの解答速報の比較がおすすめです。
最終的な合否判定は公式の結果発表に基づくため、解答速報だけで結果を確定させないよう注意してください。
まとめ
ここまで令和6年10月に実施された通関士試験の解答速報をまとめました。
解答速報は、通関士試験後に受験生が現状を把握し、不安を軽減し、次のステップに向けた行動を早めるためにとても役だちます。
解答速報を活用することで、合否の結果を待つ間の時間を有効に活用でき、次のステップにスムーズに進むことが可能。ダブルライセンスを含め、今後の自分の進路や計画をしっかりと立てるために、ぜひ解答速報を活用してください。

解答速報を上手に活用することで、通関士試験後のストレスを軽減し、次のステージにスムーズに移行できます。
- フォーサイト集計の受講生アンケートに基づくデータによる ↩︎